創業の想い
大都製作所 創業者の想い
第2次世界大戦前の1940年、ちょうど日本が世界大恐慌に突入し、人々の生活が厳しくなり、戦争の足音が聞こえ始める昭和15年、時代は激動の最中で少し暗い不安定な時代に大都製作所は産声をあげました。
製造業の右も左も分からない中で、創業者である木原茂は裸一貫で大都工業(後の大都製作所)を興しました。その気概はまさに“チャレンジスピリッツ”でした。
時代の背景からもその境遇からも、今のような生易しい“チャレンジ”という意味合いではなく、生活を守るために文字通り必死なものでした。
大都が創業から大事にしている考え方の1つに「自らの手で創る」というものがあります。開発、設計から生産まで、まずは“自分でやってみる”。
その過程で色々な学びがあり、他の力を借りた方が要領よく進める点でも、不器用かも知れないけども、自信の持てる製品を創るには結局これが一番の近道ということでやってきました。従って、大都グループが世の中に発売した製品はどれも大都自社開発のオリジナル製品です。
現在、大ヒットしている補給機18Fも全て自社の開発グループの試行錯誤の上で出来上がった大都の魂を表す逸品です。
また、創業時の昭和15年もさることながら、戦中から敗戦後を迎える中で本当に貧しい人々を目の当たりにした木原茂は、生活の厳しい、貧しい人々に良く理解を示し、いろいろな方面で援助をしました。そのような経験、考え方の価値観から「大都」は社員や、その事業に関わるお客様を含めた「皆のため」、という価値観を強く持っています。
これからも、昭和15年から始まった誇りある実績と信頼、そしてチャレンジ精神に恥じない歩みをしていきます。皆さま、応援よろしくお願いします。